酒井法子の事件

サンミュージック

 

アイドルとしてデビューし、その後は女優や歌手としても成功を収めた酒井法子が、2009年にその夫と共に覚せい剤取締法違反事件を起こし、有罪判決を受けるに至ったことはまだ記憶に新しいものです。

 

この事件後に夫とは離婚し、群馬県高崎市にある創造学園大学に入学してからは、あまり報道されなくなりました。所属事務所であるサンミュージックは酒井法子とのマネージメント契約を解除し、所属レコード会社のビクターエンタテイメントも彼女との契約を解除したために、芸能活動は事実上の無期限休業状態となっています。

 

この事件では、夫は覚せい剤取締法違反容疑の現行犯で逮捕されましたが、酒井法子本人は逮捕現場となった東京・渋谷の路上に駆けつけた時に、自身も警察署への任意同行を求められたことに対し、これを拒否して立ち去っています。そして、その後数日間に亘って行方をくらましてしまったことで、マスコミによって失踪事件として大きく報道されることになったのです。

 

実は、その時にある噂が広まっていました。その噂とは、酒井法子が新興宗教団体「真如苑」(しんにょえん)に保護されているのではないかというものです。目撃情報などもあったことから、かなり有力な情報とされていたのです。結局、その辺りのことははっきりしないまま、彼女は逮捕されることになるのですが、これによって「真如苑」という宗教団体が大きくクローズアップされることとなったのです。